お知らせ

3年生2人組 人命救助に貢献

12月3日の登校中、3年生の佐藤風樹さんと安孫子大輝さんが、軽自動車と乗用車の衝突事故現場に居合わせました。軽自動車の前方からは小さく火が上がっていましたが、佐藤さんは動けなくなった運転手の方に声を掛け、事故車両から助け出しました。その後すぐに車両が燃え上がり、危機一髪の救出でした。安孫子さんももう一方の運転手と小さい子供たちの救助を手伝いました。二人の活躍もあり、事故当時者の方々に大きなケガはなかったようです。

5日には、山形市消防本部 東消防署長、副署長、予防係係長の3名の方々が感謝を伝えに来校してくださいました。写真はその時の様子です。署長の武田さんからは「昨今、現場に居合わせても冷ややかに見守る人が多い。そんな中、とっさの判断で動くことのできた勇気と、寒い中で当事者の方に上着を掛けてあげた優しさが素晴らしかった。」と、2人に賛辞を送ってくださいました。

佐藤さんは「当時は目の前のことに必死でした。今考えると、自分たちも危なかったかもしれません。でも、また同じ状況に出会ったら、また助けにいくと思います。」、安孫子さんは「大きなケガをした人がいなくて本当に良かった。これからも人の役に立つことをしていきたい。」と話してくれました。

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2024年12月 6日掲載